不妊治療と仕事の両立・・・しんどい。ストレス。
そう思っている方・・・多いのではないでしょうか?;;
私もそうでした。常に悩んでいたし、治療の結果によっては仕事に出かけるのがしんどかったことも・・・
この記事では
- 私が不妊治療と仕事の両立のために取り組んだこと体験談
- 不妊治療の関係で仕事を休んだ頻度や転職・休職した話
についてお伝えしていきますね。
私は転職はしたものの仕事は辞めませんでした!
その決断は、結果的に良かったと思っています^^
私が不妊治療と仕事の両立のために取り組んだこと体験談
分かりやすいように、時系列に沿ってお伝えしていきますね!
2016年(結婚~不妊治療クリニックデビュー)
2016年2月に結婚し、このまま1年後くらいには産休に入っていたいなぁなんて思っていた私・・・
結婚当時は、結婚式場でウエディングプランナー兼広告の担当者として働いていました。
仕事自体は楽しかったしやりがいもあり、結婚当初は結婚前と変わらず同僚との飲み会なんかも楽しみに働いていました。
仕事も私生活も充実・・・!
まさに私の理想の新婚生活!
2016年3月に新婚旅行を終えて妊活をスタートさせたものの、夫婦だけのこの生活がもう少し続いてもいいな~とも思っていましたね。
休日は友達とランチ、友達の子どもの子守りも率先してやっていましたし、普段休みの合わない夫とは月1ペースで近場~海外までたくさん旅行に出かけていました。
本格的に不妊治療をはじめるまでのたった半年間でしたが、それなりに幸せな新婚生活でした^^
そんな中、夫の仕事の関係で2017年6月にこの仕事を辞めなくてはならなくなり・・・
また、新居への引っ越し(2017年10月)が決まっていたこともあり、これを機に不妊治療クリニックに通って本格的に妊活しよう!という気持ちになったわけです。
職場から車で15分くいのクリニックを選び、仕事後かつ19:00までにクリニックに足を運んでタイミング法のため卵胞チェックを受けていました。
この頃の私の1日のスケジュールは(仕事/不妊治療の両立)
8:00 出社
18:00 退社
18:30 クリニックへ
20:00 帰宅(クリニックの混み具合による)
通院は私一人でだったため、先に帰った夫が夕飯を担当してくれることも^^
何度目かのタイミング法までは、これもライフワークの一つ♪と通院自体にも前向きに取り組めていました。
2017年(卵管造影検査で単角子宮が発覚・人工授精開始・退職へ)
2017年1月に受けた卵管造影検査で単角子宮が発覚し、人工授精へステップアップすることに。
2017年4月から人工授精を開始。私も夫も平日も休める仕事だったため、4月・5月の2回とも人工授精当日は仕事を休むことができました。
最初に通っていたTレディースクリニックは地域に根ざした産婦人科で夕診も遅くまで受け付けてくれるのが魅力でしたが、人工授精の時間は午前/午後でそれぞれ決まっており・・・
多くのクリニックが同様だと思いますが、各種検査や人工授精・体外受精の実施時間は各クリニックによって決められています。
例えばTレディースクリニックなら、卵管造影検査は15:30~、人工授精は11:00~/16:30~、体外受精で採卵は8:00~、移植は15:30~/16:00~というように、外来診察の時間とかぶらないように開始時間が決められていました。
フルタイムで働いているみなさんは、恐らくちょうど勤務中ですよね^^;
私は2017年5月(6月は有休消化期間)で、不妊治療がいよいよ本格化・・・する前にいったんフルタイム勤務を辞める形になりました。
2017年8月~Sウィメンズクリニックへ転院しますが、2017年7月~9月まではハローワークに通い雇用保険の基本手当を受給しながら不妊治療に取り組んでいました。
そして、2017年10月。引っ越しとSウィメンズクリニックの立地に合わせて、期間限定でパートの仕事をすることに決めます!
しばらくのんびりしたら~?と言う夫をよそに
勝手にパート先を決めてきました!まさに猪突猛進。
Sウィメンズクリニックへ転院し、週4でパートをしていた当時の私の1日のスケジュールは(仕事/不妊治療の両立)
9:30 出社
17:00 退社
18:00 Sウィメンズクリニックへ
20:00 帰宅(クリニックの混み具合による)
自宅⇔パート先(片道1時間)、パート先⇔Sウィメンズクリニック(片道30分)、Sウィメンズクリニック⇔自宅(片道1時間)と田舎暮らしの私にとっては遠方で、通院が大変でした。(※電車で)
また、人工授精当日は毎回(合計2回ですが)パートを休ませてもらっていました。
Sウィメンズクリニックでの不妊治療ありきでパート先を決めましたが、いろいろあって2018年1月にまたTレディースクリニックへ出戻ることになります・・・^^;
2018年(パートをしながら体外受精開始)
2018年1月にSウィメンズクリニックからTレディースクリニックへ出戻ることになり・・・
自宅⇔パート先(片道1時間)、パート先⇔Tレディースクリニック(片道1時間※電車から車に乗り換えて行く)、Tレディースクリニック⇔自宅(片道20分)と、体力のない私にとっては大変な通院経路になってしまいました。
ただ、パートという立場かつ週4勤務だったため不妊治療(体外受精)との両立はしやすかったです!
Tレディースクリニックでの体外受精では、クリニックの通常営業時間を超えて採卵前の注射(約2週間連日)を受け付けてくれたり朝早い時間の採卵や夕方遅い時間の移植ができたりなど、なるべくパートの仕事に支障のないスケジュールを組むことができました。
Tレディースクリニックでの移植は自然周期が基本だったため移植の日程は読みづらい部分がありましたが、有り難いことに私がお世話になっていたパート先は前日に申し出ることで欠勤・遅刻・早退を認めてくれて・・・
急な勤務変更に対応してもらえる(不妊治療をしていることを認めてもらえる)職場を選ぶことはすごく大切だと思いましたね;;
私の場合はたまたまそういった職場に巡り合えた・・・という気もしますが
私は隠さず、むしろ「不妊治療をしていること」をアピールしていました!
2018年4月~2019年3月まで、パートをしながらTレディースクリニックでの体外受精を両立することができたのは職場の理解が大きかったためだと思っています。
体外受精と仕事との両立については
また別の記事で詳しくお伝えしていきますね!
2019年(流産と転職でまたフルタイム勤務へ)
2019年4月、ご縁があり転職が決まった矢先に
初めての妊娠・・・そして流産・・・
2019年4月に転職(ご縁があり地元の中学校へ)して数日後に流産、自然排出をしてしまいました。
ちょうど休日の夕方に自然排出してしまい・・・翌日急には休むことができず出勤しました。勤務後、一縷の望みを抱きながらTレディースクリニックを受診し完全流産と診断されました。
私は気が動転していたこともあり自然排出の翌日も出勤しましたが、この場合は欠勤しても良かったのかなと思っています。
5回目の移植で流産してしまった話は
また別の機会に書かせてください・・・
その後、5月・6月と移植に取り組んだのですが
- 今年度中だけ部活の顧問を免除してもらったこと
- 移植当日は定時(一応16:50)よりも前(16:00頃)にあがらせてもらったこと
で、転職後2回の移植を両立することができました。
その後2018年7~12月は流産のショックが遅れてやってきたのか憔悴しきってしまい、治療をお休みしました(代わりに心療内科に通っていました)。
2020年(大学病院へ転院と休職)
2020年に2月末に新型感染症の関係で全国一斉臨時休校が行われ・・・
不謹慎ですが、私はこの休校期間中にTレディースクリニックで8・9回目の移植、
そしてN大学病院へ転院し子宮鏡検査・3回目の採卵を職場に迷惑をかけることなく
行えました・・・!
臨時休校が明け、すぐにやってきた夏休み期間中(2020年8月31日)に行った11回の移植で妊娠することが出来たのもののすぐに切迫早産と診断され約1ヶ月半間の休職。
その後2020年11月に退職をし、2021年5月に無事出産をすることができました。
あまり参考にならない体験談ですよね・・・
でも、ここで私が伝えたいのは職場の理解はきっとある!と言うことです。
もちろんそうでない職場もあるし、快く思わない人もいると思います・・・
でも、こちらから発信・お願いをすることで相手に伝わること、理解が得られて対処してもらえることが少なからずあると思います!!
私は不妊治療中も働き続けることを選び、人の温かさにたくさん触れました。
早退も休職も退職も「仕事よりももっと大切なことがある!」という上司の方たちの計らいでしたし(私は年度末まで働くつもりだったのですが・・・)、「後のことは任せて!」と送り出してくれた同僚の皆さんにも感謝しかありませんでした。
特殊な環境・状況だったのかも知れませんが、各転職先でも「不妊治療をしていること」を伝えて・正直にお願いをして本当に良かったと思っています!
大学病院へ転院後のエピソードは
また別記事で紹介させてください!
不妊治療と仕事を両立した体験談!休んだ頻度や転職や休職した話まとめ
私は、不妊治療中に3つの職場でお世話になり不妊治療と仕事の両立をしていました。
休んだ頻度・遅刻や早退をした頻度は高かったと思いますが、職場に「不妊治療をしていること」を伝えていたことでスムーズに勤務変更に対応してもらえたのではないかなと思っています。
不妊治療中に2回の転職と1回の休職(休職は妊娠後でしたが)を経験しましたが、その時々で最適な転職をしたと思っていますし、職場の人とのつながりや居場所ややりがいを得られたのも、当時の私にとって心の拠り所になっていたと感じます。
自分で稼いだお給料をいただけていたのも
心の安定につながっていたと思います!
不妊治療と仕事との両立はすごく難しい問題だし、その難易度は個々の状況や環境にもよると思います。
不妊治療と仕事との両立で悩まれたり迷われたりしている方へ、一つの例として私の体験談をお伝えできていたら幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
私はブログに辛い心情をつづることで本当に心が救われていました。2017年から書き続けた不妊治療中の気持ちは今でも忘れられません・・・
\もっと深く詳しい体験談が知りたい・・・という方は遠慮なくご連絡くださいね。/
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