30代の人って体外受精何回目で妊娠できるのか・・・気になったことはありませんか?
2018年5月に1回目の移植で陰性判定をくらってから、毎日毎日気になってたよ!!!!
そんな私ですが、2020年9月に11回目の体外受精で成功・・・妊娠継続、無事出産に至ることができました。
この記事では、
- 11回目の移植で試みたこと
- 11回目の移植のスケジュール
- 11回目の移植周期の過ごし方
- 11回目の判定日のこと
をかなり具体的にお伝えしていきますね!
30代前半なのになかなか妊娠に至らない、何度も移植しているのに全然着床しない・・・と私のようにめちゃくちゃ悩んでいる方の希望になれば幸いです。
11回目の移植で試みたこと
2016年10月に不妊治療をはじめて以来、私は「一刻も早く妊娠出産する!」ことを目標に掲げて生きてきました。なので、医師にこんな提案をしていました!
医師に直談判したこと
11回目の移植に臨むにあたって、10回目の陰性判定後に自分の中で決めたことがありました!
それは
- ホルモン補充周期⇒陰性後のお休み(1周期分)を取らないこと
- 胚を2個同時移植をすること
- 胚盤胞ではなく、初期胚を移植すること
この3点です。全部イレギュラーなことですが、私は31歳までにもう10回も陰性判定をくらっているある意味猛者・・・
もう好きにしていいよ~!
と、言っていただけました^^;
1.ホルモン補充周期⇒陰性後のお休み(1周期分)を取らないこと
当時、私が通っていた最後の砦(大学病院)ではホルモン補充周期のみを推奨しており、陰性判定後には1周期空けることを病院側からもルールとして提示されていました(そう書いてある紙もらってた!)。
でも、1分1秒でも無駄にしたくない・辛い思いをしていたくなかった私は、担当医師に直談判して1周期空けることなく10回目の陰性判定の翌周期に11回目の移植に臨むことになりました!
次の移植も巻きでお願いします!
また、移植日も私が指定した2020年8月31日に(これは仕事の関係とゲン担ぎも兼ねて)してもらいました(本当は9月1日でした)!
着床の窓を調べる検査をずっと受けてこなかったので(これも1周期治療が先のばしになってしまうことを懸念して)、担当医師とも今回あえて1日早めて戻してみるのもアリだねという話になりました。
2.胚を2個同時移植をすること
私は単角子宮という子宮奇形もちなので、子宮の右半分がごっそりありません。
物理的に狭い子宮に受精卵を2個同時に移植することによって多胎になった場合のリスクは、普通の子宮の人の何倍にも・・・なので、ずっと避けられてきた手段でした。
子宮の大きさが普通の半分だから、単胎妊娠=双子を妊娠しているようなものだよ~
でも、やってみなきゃ分からないし自分はどうなったって良かったし「受精卵を4個同時移植して妊娠・出産に至った方」のブログを読んだ私は、絶対に2個同時移植する意思を固めていました!
あのブログのおかげだよ・・・主さんありがとうございます!
不妊治療は結果がすべて。なので、残された手段は全部試そうと思っていました!
3.胚盤胞ではなく、初期胚を移植すること
これも病院としてはグレードの良い胚盤胞から順番に移植していくのがセオリーでしたが、私は胚盤胞との相性が悪くて・・・良好な胚盤胞を7個、これまでに移植していましたがカスリもせず;;
5回目の移植で初期胚を移植した際に初めて陽性反応が出た(のちに流産;;)経験から、今回も初期胚で臨んでみたいと申し出ました!
- 初期胚×2個同時移植
のコンボ作戦です!
初期胚×2個同時移植は珍しいね~
なんて言われながらも、2個同時のうち1個は3回目の採卵で初めて臨んだ「顕微授精」による初期胚を移植してくれることを提案してもらえ・・・つまり
- 体外受精×顕微授精×初期胚×2個同時移植
の、てんこ盛り作戦で挑むこととなった11回目の移植。
いろいろな判断が実を結んでくれたんだと思っています。
11回目の移植のスケジュール
11回目移植のスケジュールは、先ほどもお伝えしたように
- 陰性後のクールダウン周期を設けず
- 本来の窓とは1日ずらして
進めることになりました!
2020年8月〇日からエストラーナテープを開始、8月〇日からルティナス膣錠を開始、8月31日が移植だよ!
移植までの過ごし方ですが、8月は仕事がかなり落ち着いてる時期だったので体力的にも職場に迷惑をかけなくて済んだことで気持ち的にも楽でした♪
11回目の移植周期の過ごし方
仕事の閑散期に当たる8月に移植できたことで、体も心も余裕をもって過ごせました^^
11回目ともなると、エストラーナテープもルティナス膣錠も慣れたもので少しくらい投薬を忘れてしまってもまったく気にせずストレスフリーに過ごしていました^^
不妊治療は結果がすべて!
11回目の移植が食べ物にも一番気を付けず過ごしましたね^^;多少お酒も飲んでいました。とにかく移植したことを意識せず過ごしていたように思います。
あと、私たち夫婦はとにかく旅行に行くことで発散していたので、移植の結果に関わらず9月頭(判定日直前)に旅行を計画していました^^
11回目の判定日のこと
実は、判定日前に事件が・・・
11回目の移植にして、初めての出血ー!
これには焦りましたし、実は私もう一つイレギュラーなことをしていて、BT5にホルモン値チェックする中間判定なるものをすっぽかしていたのです・・・(仕事が抜けられなくて。あと、今回の移植も正直期待していなかったから中間判定なんていいや~って;;)。
「年齢的にも、受精卵の質的にも数をこなせば妊娠できる!」
「(単角子宮だけど)着床しない子宮ではない!」
と何度も医師に言われてきたけど失敗体験が多すぎて・・・完全に自信や期待という概念を喪失していました。
そんな中迎えた11回目の判定日に、診察室で言われたのが
「hcg2.0」
妊娠継続率が1%にも満たない数値でした。
ですが、「hcg2.0」から私は妊娠継続・無事出産に至ることができましたよ!
11回目の判定日でhcg2.0でも妊娠継続できた理由を考察した記事はこちら☆
体外受精11回目で成功!32歳で諦めなくて良かった私の体験談まとめ
私は32歳で、体外受精11回目(正確には採卵3回・移植11回)で妊娠継続・無事出産に至ることができました!
その際に実践したことをまとめると
- ホルモン補充周期⇒陰性後のお休み(1周期分)を取らないこと
- 2個同時移植をすること
- 胚盤胞ではなく、初期胚を移植すること
- 移植日を1日前倒したこと(着床の窓をずらす)
あとは移植したことを忘れ(るよう努め)て好きなものを食べたり飲んだりして過ごしたこと、判定日後に楽しみ(旅行)の計画を立てたこと・・・などなど、物理的にやってみた!感のある試みをしたのが良かったのかも知れません。
メンタル面は絶好調ではもちろんありませんでしたが(出血したし)、諦めの境地ゆえ比較的穏やかに過ごせていたのかも知れません。
私も散々検索しましたが、治療が上手くいっていない時って先人の成功体験談を探してしまいます。
30代前半で移植10回以上経験したのち妊娠された方の情報を、来る日も来る日も調べていました。
私の経験が、30代前半なのになかなか妊娠に至らない、何度も移植しているのに全然着床しない・・・とめちゃくちゃ悩んでいる方の希望になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もう一つ、私はブログに辛い心情をつづることで本当に心が救われていました。2017年から書き続けた不妊治療中の気持ちは今でも忘れられません・・・
\もっと深く詳しい体験談が知りたい・・・という方は遠慮なくご連絡くださいね。/
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