体外受精にステップアップすることを決めたものの・・・
私まだ30歳なのに・・・でも単角子宮だから人工授精じゃ埒が明かない・・・
というか体外受精の流れやスケジュールって実際どうなの不安しかないんだけど
と、かなりメンタルをやられていました。
でも安心してください!体外受精にステップアップするには勇気がいると思いますが、一歩足を踏み込んだ私は意外とすんなり体外受精の流れやスケジュールに順応できました!
悲しいことに、その後約2年間
体外受精がライフワークとなりました。
私は32歳までに採卵を3回・移植を11回経験しているのですが、今回は初めての採卵と移植について書いていきますね。
これから体外受精にステップアップされる方の参考になれば幸いです!
私が体外受精にステップアップしたきっかけ
体外受精にステップアップしたきっかけは単角子宮!
私は単角子宮という子宮奇形で、生まれつき子宮の右半分がありません。右側の卵管がない(卵管が1本しかない)ことで人工授精もなかなか上手くいかず・・・
そんな時、当時30歳だった友達の友達が1回目の体外受精で妊娠したという話を聞きました!
えっ、体外受精ってスゴイ・・・!
5回目の人工授精が失敗に終わった2017年11月頃に体外受精へのステップアップを決め、2018年1月にTレディースクリニックの体外受精説明会の予約を取りました。
体外受精にステップアップするには、夫婦で事前の体外受精説明会に参加することが義務であるクリニックや病院が多いように思います。なので、調べて問い合わせ(予約)をしてからお出かけくださいね!
まずは体外受精説明会へ
Tレディースクリニックでは、胚培養士さんによる体外受精説明会(30分くらい)が個別でありました(講演会形式の体外受精説明会もあるようです)。
体外受精の大まかな流れやスケジュール・費用と実績などを聞き、納得したうえで治療を受けてくださいという趣旨でしたが
なんで私はここまでしなきゃならないの・・・;;
という気持ちに急に襲われて、胚培養士さんの前で泣いてしまいました。
とても良い卵を排卵をしているし、排卵後の内膜もキレイです!
なのできっと・・・
と言っていただけ、私は単角子宮だけど体外受精をすれば妊娠できるのかも・・・と思い弱った心をまた立て直すことが出来ましたね;;
ちなみに、Tレディースクリニック体外受精費用はとてもシンプルで(2018~2019年当時)
など・・・という感じでした。単品ずつで見るとまぁまぁ安く感じますよね^^;
体外受精の採卵当日までの流れとスケジュール
採卵までの流れとスケジュール
私が2018年にTレディースクリニックで初めて採卵・移植した際の流れやスケジュールをお伝えしていきます!
まずは卵巣刺激の注射で卵巣の中にたくさんの卵を作ります(アンタゴニスト法)。
3/27 | 採卵前の各種検査(血液検査・心電図など) |
3/29 | 卵巣刺激の注射開始①+内診 |
3/30 | 卵巣刺激の注射② |
3/31 | 卵巣刺激の注射③+内診 |
4/1 | 卵巣刺激の注射④ |
4/2 | 卵巣刺激の注射⑤+内診 |
4/3 | 内診+排卵を促す注射 |
4/4 | 通院お休み |
4/5 | 採卵 |
私は卵巣刺激の注射への反応が良く、当初予定していた期間よりも短い期間で卵巣が卵でパンパンに・・・したがって予定よりも早く採卵日を迎えることになりました。
卵巣刺激の注射は毎日、クリニック(休診日の日も含めて)へ通って看護師さんに打ってもらっていました。
Tレディースクリニックは自宅からも近くて毎日の通院は苦ではありませんでしたが、育ってくる卵の数に比例してお腹がパンパンに張って(腫れて)痛いのが大変でしたね;;
隔日ペースで内診もしてもらい、卵の育ち具合を診てもらいます。最終の診察で今見えている卵の数(=採卵できる可能性のある卵の数)を教えてもらえました。
ちなみに、Tレディースクリニックで使っていた卵巣刺激の注射は「フォリルモン」、排卵誘発の注射は「hcg」でした。
あっという間に採卵日!緊張!
採卵当日の流れとスケジュール
採卵当日は、化粧・コンタクトレンズはせず、生理用ナプキンを持参して来院するよう言われました。
朝8時に受付を済ませて、IVFセンター(採卵を行う手術室)へ。手術着への着替えを済ませて待ちます。
手術室に入ると専用の手術台に仰向けになり、内診と腹部エコーで卵巣や卵子の状態を最終チェックします。
消毒などを済ませて全身麻酔が入れられて・・・手術室に入って15~20分くらい。採卵自体は5~10分くらいで終了していました!
全身麻酔だったため採卵自体の痛みはなく・・・
本当にあっという間に終了してリカバリールームに運ばれていました。笑
リカバリールームでそのまま2時間ほど安静にし、診察(内診+採卵数の確認)を受けお会計をして採卵当日は終了です!
私の場合、8時に来院してクリニックを出たのが11時頃でした。
体外受精の移植当日までの流れとスケジュール
採卵後、移植までの流れとスケジュールですが、まずはOHSSが治るのを待つことから始まります。
私もOHSSの症状が出てしまったので、症状が落ち着いてから移植周期に入ることになりました。
ちなみに、採卵後にも生理はきます!
採卵後に2回ほどOHSSの診察をしてもらい、受精確認後に凍結料金を支払いました。
初めての採卵の結果ですが
採卵数が10個、そのうち胚盤胞が3個できたよ!
この3個で第二子までいけちゃうかもね~
肝心の胚盤胞のグレードですが、Tレディースクリニック独自の評価基準で7点・7点・4点(10点満点中)の胚盤胞だと言われました。正直微妙な点数だと思いましたが・・・3つの胚盤胞ができたことに感動し、これでもはや妊娠できたも同然と当時の私は思いましたね^^;
4AAとかそういう評価ではなく
分かりづらくてすみません・・・^^;
OHSSから回復し、新しい周期が始まったところで移植へ向けての通院開始です!
移植までの流れとスケジュール
移植に向けての通院は、タイミング法と全く同じでした!
というのも、移植の方法には「自然周期」と「ホルモン補充周期」があり、前者は薬剤を使わず自然な排卵周期に合わせて胚盤胞を子宮に戻す(移植する)方法です。
ちゃんと排卵があるから自然周期でOKだよ!
と言われて、自然な排卵を待つだけの期間はもどかしいけどホルモン補充周期よりも身体は楽でしたね。
採卵から約2ヶ月後の5/15に、初めての移植を行いました。
移植当日の流れとスケジュール
移植当日は、夕方4時に来院をしてIVFセンターへ。持ち物などは特にありません。
手術着に着替えて待つのですが、移植時には尿を溜めておくことを何度も念押しされて・・・我慢した状態で移植の時を待っていました。
採卵時と同じ手術室で内診+腹部エコーで胚盤胞を戻す位置を念入りにチェックしてもらい、移植もあっという間に終了です。
移植の際の痛みはほどんど(全くと言っていいほど)私はなく、意識もはっきりとした状態なので移植後使っていく薬剤の説明や判定日の日程など医師からの説明を受けます。
約2ヶ月の時を経てお腹に戻ってきた胚盤胞。
初めて「妊娠」を身をもって感じられて感動しました(まだ早い笑)。
ちなみに激しい運動をしないこと以外に、移植後の生活で制限されることはありませんでしたよ。
リカバリールームで安静にしたのち、診察はなしでお会計を済ませて帰宅します。
体外受精の移植後~判定日当日までの流れとスケジュール
移植後~判定日までの流れとスケジュール
移植から10日目(移植日をBT0とカウントしてBT10)が判定日なので、それまで心穏やかに過ごすのみです^^
初めての移植に期待が高まっていた私は、BT6で妊娠検査薬を試してしまいました・・・結果はもちろん陰性!
移植~判定日までを穏やかに過ごすために妊娠検査薬の使用はよく考えて・・・
私はその後約2年間、真っ白の検査窓を見るのが怖くて一度も試せませんでした;;
判定日当日の流れとスケジュール
判定日当日の流れとスケジュールは、尿検査を提出したのち外来診察を受けるだけです!
妊娠検査薬(尿検査)が陽性か陰性かで判断され(血液検査でhcg値を測るクリニックの方が多いイメージです)、陽性ならホルモン剤を継続・陰性なら投薬ストップで次周期の計画を立てる・・・という天国と地獄のような診察を受けます。
初めての採卵⇒移植は陰性に終わりました;;
体外受精に並々ならぬ期待を抱いていたためショックが大きかったですね~
今後、Tレディースクリニックでは採卵を1回・移植を8回行うのですが、トライ&エラーの記録はまた別の記事で紹介していきますね。
体外受精の流れやスケジュールを紹介!初めての採卵と移植まとめ
初めての採卵・移植は失敗に終わりましたが、大きな一歩を踏み出せたことで人生が変わった気がしましたね。
不安だった体外受精の流れやスケジュールはクリニックや病院によって異なると思いますが、Tレディースクリニックのそれは私には合っていたようで無理なく採卵~移植までをこなすことができました。
初めての採卵・OHSS・移植・判定日のことは今でも鮮明に覚えているし、体外受精にステップアップする不安は妊娠へと着々と近づいている・・・という期待に変わって、もっと早く体外受精にステップアップしておけば良かった!と思ったくらいです。
私の場合は、その後10回の移植を経験することいなりますがね・・・
まさかそんな未来が待っているとは、この時まだ知る由もなし!
>>>体外受精11回目で成功!32歳で諦めなくて良かった私の体験談を紹介☆
>>>体外受精10回目も陰性だった時のメンタルの保ち方は?私が実践していたこと☆
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
私はブログに辛い心情をつづることで本当に心が救われていました。2017年から書き続けた不妊治療中の気持ちは今でも忘れられません・・・
\もっと深く詳しい体験談が知りたい・・・という方は遠慮なくご連絡くださいね。/
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